ギャラリー部門 エッセイ名字来歴 大亀最治

                                                   出品者top一覧に戻る 

古い昔の“平姓大三賀氏系図と大亀”の関係:由来呼び名


 大学の教授から大変珍しいお名前で、何か言われがあるのではないか?と聞かれたことがある、たまたま父が
 他界したおりに出てきた“古い昔の系図”が見つかり、苗字の由来とその読み方との繋がりがわかります。
 みて、字の通り大亀を“オオカメ”と呼ぶのは福島の旅館や広島にありますが。しかし我が家は“おおみか”と
 呼びいつどこでそうなったか興味があるところでした。

 大亀家とは:その系図では・・ “無形文化財の相馬野馬追祭”(その昔.相馬藩が軍馬訓練としていたのを)は
 今にして毎年夏に開催されている行事で 桓武天皇の子孫の平将門の直系子孫の相馬城士である、その相馬氏の
 末裔になるようです。

 呼び名は:古い系図にある“平姓大三賀氏系図”に鎌倉時代、室町時代、安土桃山時代から江戸初期の時代? に
 「胤次(行方郡大三賀)→胤忠(大亀守)」と記された時代に苗字の呼び名「大三賀から.大亀=おおみか」と
 名付けされたようです。
 その亀は“鶴は千年亀は万年”と言われる如く永代に続くめでたい縁起をかついで付けられたようです。

 エピソード:友人の〇〇ですが“オオカメ”さんに面会したいのですがと受付に尋ねて来られた方がありました。
 友人なら私の名前“おおみか”の呼び方は知っているはずなのに、呼び名が知らないのは面識のない方だと判り
 会議中でとお断わりすることも多々あった。お蔭で呼び名がセキュリテイの役を果たしてくれた一例です。

 名刺にはフリガナを付すようにしおりました、初対面の来訪客は殆どの方が“おおみか”と読むのは判らず当然
 ですが珍しくご出身はどこですか?とか話題になり場がなごみ本題に入りやすかったことも確かです。
 
  大亀最治(記)


                      資料:家紋(菱菊)、古系図、写真
 
       


出品者top一覧に戻る                            ページの始めへ戻る



<2020/01/10 文責:大亀 HP編集:後藤>