面白山は、奥羽山脈南面白山の北斜面にあるスキー場(スノーパーク面白山)で、JR仙山線(仙台~山形)仙台駅から各駅電車50分に位置し、昔は家族でよく出かけました。日本で唯一鉄道でしか行けない スキー場で「面白山駅」で下車、降りたホームからそのままスキー板を付けて、リフトまで20メートルほど歩きます。そんな楽しい思い出のスキー場も リフト等施設修繕のため休止していましたが、 2011年東日本大震災をきっかけに営業を完全に終了。
現在は、元スキー場ゲレンデに「面白山コスモスベルグ」として秋には8種類のコスモスが見事に咲きます。
噂にはコスモスが綺麗と聞いていましたが、何十年ぶり?に訪れてみました。今は無人駅となっていますが、同じ目的と思われる人たち数人と面白山駅を下車しコスモスベルグまで歩きました。 |
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途中リフトは止まったまま、思い出すやら寂しいやら道端の山栗を拾いながらゲレンデに到着。広いゲレンデいっぱいのコスモスが迎えてくれました。ただ、ちょっと時期が遅く花の盛りは過ぎ、 残念ながら8種類のコスモスは見られませんでした。
おにぎりを頬張りお茶を飲みながらコスモスの後ろに昔の景色を思い出しながら黄昏(たそがれ)ていました。コロナ禍でも広々した面白山はハイキングもいいです。面白山駅近くのお店で、名物玉こんにゃくを食べて上りの電車で帰宅。面白山で拾った山栗は小粒だけど味が濃くて美味しかったです。 |