“絹の道”と“レンガ通り” ~ わが町の紹介②・小田急町田駅前 ~
小田急町田駅東口の交番広場(写真1)には「絹の道」の道標(写真2.3)があります。
小田急町田駅とJR横浜線町田駅を結ぶ「原町田商店街」は天正5年(1587年)に「二・六の市」として
開設され、「絹の道」と共に栄え、今や全国区となった「富澤商店」をはじめとする老舗乾物店や御菓子
司が現在も営々と続いています。この道は八王子と横浜を結ぶ「絹の道」(浜街道)で、町田がその中間
点となります。
安政6年(1859年)の横浜開港から欧米諸国への生糸の輸出が盛んになり、長野や群馬の絹の産地から
集められた生糸は八王子に集積され、この「絹の道」を通って輸出港の横浜の生糸検査場に運ばれて行き
ました。
駅近の商店街の裏通りに入ると古くからの飲食街、今では「レンガ通り」と名乗っていますが、ミシュラン店から千ベロまでの飲食店から、カラオケファン御用達の老舗レコード店「鈴木楽器」(写真4)
や呉服店、新旧共存の珍しい店並みです。 駅ビルの壁際には「町田稲荷」(写真5.6)、 お年寄りから
若者まで気軽にお詣りできるお稲荷さんがあります。
大踏切(写真7)を渡って新宿方面にちょっと歩くと、昨年7月に新築OPENした「スガナミ楽器町田店」
(写真8)。休日に一日がかりでぜひ遊びに来てください。
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